「ダイエットに成功してもふくらはぎだけは細くならない」
とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
部分痩せは単なる減量よりも難易度が高く、特定の部位に焦点を当てて痩せるのは簡単ではありません。
ポイントは、細くならない原因をしっかりと把握したうえで原因に合わせた対処法を行なうこと。
この記事では、ふくらはぎが細くならない原因と対処法についてご紹介していきます。
1 日 で ふくらはぎ を 細く する 方法
ふくらはぎが太く見える原因のひとつに「むくみ」があります。
このむくみが原因の場合、たった一日でも劇的な変化をもたらすことができます。
具体的にはどのような方法を実践すればいいのでしょうか。
ポイントは以下の通り。
①着圧ソックスをつける
②食事メニューに気を付ける
③水分をたっぷりとる
④ストレッチをする
⑤お風呂に浸かる
⑥マッサージをする
これらを実践すれば、わずか一日で一回り以上ふくらはぎをほっそりさせることもできます!
①着圧ソックスをつける
足には、血を全身に巡らせるポンプ機能が備わっており、第二の心臓と言われることもあります。
そのポンプ機能を助けるのが、着圧ソックスの効果です。
着圧ソックスによって優しい圧をかけてくれるので、ポンプ機能が活発になり、体内の水分や老廃物を効率よく排出してくれます。
また、冷え対策にも効果があるので、冷えによるむくみの対策もできます。
ふくらはぎ痩せをしたい1日には、前日の夜もしくは当日の朝から着圧ソックスを履いておきましょう。
②食事メニューに気を付ける
むくみの原因となる塩分やアルコールは極力控えた食事にしましょう。
③水分をたっぷりとる
水分太りという言葉があるので、水分のとりすぎはむくみの原因になってしまうと思われがち。
しかし実は、むくみを抑えるためには水分を控えるよりもたっぷりとるのが正解なんです。
水分をたくさんとることで血流が促進されるので、積極的に水分補給をするようにしましょう。
④ストレッチをする
ストレッチはむくみ解消にとても効果的です。
記事の後半でご紹介するストレッチを実践しましょう。
⑤お風呂に浸かる
普段はシャワーだけという人も、ゆっくりと湯船に浸かって身体を温めましょう。
湯船の中でマッサージを行なうのもおすすめです。
⑥マッサージをする
お風呂からあがったら、クリームやオイルなどを使ってマッサージをしましょう。
おすすめのマッサージ方法も記事後半でご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください!
ふくらはぎが太くなる原因について
まずは、ふくらはぎが細くならない原因をしっかりと解明していきましょう。
ふくらはぎが細くならない、または太く見える原因は大きく分けて
・むくみ
・脂肪
・筋肉
の3パターンです。
原因によって適切な対処法が異なります。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
ふくらはぎが太い原因①むくみ
一つ目は、スッキリとしたスタイルを目指す方の大敵である「むくみ」です。
むくみの原因は、水分や塩分の摂りすぎのほか、筋肉の疲れもむくみに繋がります。
たくさん歩いた日の夜や翌日に足がパンパンになってしまった・・・という経験は誰しもあるのではないでしょうか。
ただでさえ使用頻度が高いふくらはぎの筋肉は疲労がたまりやすく、むくみのせいで普段よりも一回り・二回り膨張して見えてしまうこともあります。
ふくらはぎが太い原因②脂肪
ふくらはぎという部位に関わらず、脂肪がつけばつくほど太く見えてしまうのは当然です。
ふくらはぎに脂肪がつくと足にメリハリがなくなり、下半身が野暮ったい印象になってしまうでしょう。
ふくらはぎが太い原因③筋肉
筋肉の発達によってししゃものお腹のようにぽっこりとなっているのが、一般的に「ししゃも足」と呼ばれる形です。
特に学生時代の部活動で陸上部やバスケ部などはこのような状態になっている方が多く、コンプレックスに感じているケースもあるようです。
また、女性はヒールが高い靴を履いたりすることでふくらはぎの筋肉が発達してしまいます。
ふくらはぎは日常生活の中で頻繁に使用する部位なので、筋肉がつきやすいという特徴も覚えておきましょう。
原因別の対処方法
ここからは、3つの原因に合わせた対処法をご紹介します。
原因に合わせた対処法を実践することで、高い効果を得ることができるのでぜひ試してみてください。
むくみが原因の場合
むくみを解消するためには、血流を促進することが非常に大切です。
記事後半でご紹介するマッサージとストレッチを実践し、血を巡らせましょう。
脂肪が原因の場合
脂肪が原因でふくらはぎが細く見えない場合は、脂肪を落とさなければいけません。
しかしダイエットの中でも部分痩せは特に難しいので、最初から部分痩せ目的ではじめると結果が出ずにガッカリしてしまうかもしれません。
そうならないために、まずは体重自体を落とす全身ダイエットを目的として、運動や食事制限を実践してみましょう。
太っているわけではないのにふくらはぎの脂肪だけが落ちないという方は、ふくらはぎの脂肪を引き締めるトレーニングを取り入れるのがおすすめです。
筋肉が原因の場合
一度ついてしまった筋肉は、使わなければ衰えていきます。
しかし、ふくらはぎは日常生活の中でも酷使する部位のため、中々衰えることはないでしょう。
ではどうすればいいのでしょうか。
おすすめの対処法は2つあります。
1.筋肉をほぐす
2.遅筋を鍛える
おすすめの対処法①筋肉をほぐす
筋肉は固くなると余計に太って見えるので、むくみ解消と同じようにマッサージによってほぐしてあげましょう。
おすすめの対処法②遅筋を鍛える
筋肉には速筋と遅筋の2タイプが存在します。
速筋は瞬発力を求められる運動、遅筋は持久力を求められる運動によってそれぞれ鍛えられます。
ほとんどの場合、ふくらはぎの筋肉肥大は速筋のしわざです。
一方遅筋は肥大化しにくいという特徴を持つため、ただ筋肉を落とすだけではなく別の筋肉を鍛えて引き締まったスリムな足を目指しましょう。
遅筋を鍛えるために効果的なのは、ウォーキングです。
特に水中でウォーキングをすると効果が倍増するのでおすすめです。
ふくらはぎを細くするためのマッサージ
ふくらはぎをスッキリするためのポイントは「血液循環」にあります。
しっかりと筋肉をほぐして血の巡りを良くすることで、むくみを解消することができます。
マッサージのコツは、リンパの流れに沿って優しい圧をかけながら行なうということ。
リンパとは、体内の老廃物をろ過する役割を持っており、私たち人間の全身にめぐっています。
具体的なやり方は以下の通り。
①体育座りをする
②両手で足を包み込む
③下から上へ優しく圧をかけていく
※上中下の三か所に分けて、各3回ずつ
④最後にふくらはぎから太ももの付け根へ流す
足のリンパマッサージでは、最終的に足の付け根にある「そけいリンパ節」へ流してあげましょう。
ふくらはぎを細くするためのストレッチ
マッサージ同様、血流促進のために効果的なのがストレッチです。
特にふくらはぎへ負担をかけた日は、ストレッチ→マッサージという順番で行なうと尚良し。
ストレッチのポイントは、ふくらはぎに効いていることを実感しながら行なうことです。
ふくらはぎを細くするためのおすすめストレッチ①
①四つん這いになり、お尻を上に上げる
②両手を前に滑らせて、両手・両足が真っすぐ伸びた状態にする
※手のひらと足の裏は床にぴったりつける
③お尻を高い位置で保ったまま、30秒ほどキープする
ふくらはぎを細くするためのおすすめストレッチ②
①足を肩幅と同じくらい開く
②つま先を内側に向ける
③親指を浮かせて、足の外側に体重をかける
④前屈をして、15秒ほどキープする
ふくらはぎを細くするための筋トレ
筋肉をつけすぎると逆効果ではあるものの、脂肪を燃焼しやすい「基礎代謝が高い」身体をつくるためには筋肉を鍛えることも大切です。
ここでご紹介するのは、ふくらはぎの筋肉を効果的に鍛えるための筋トレです。
これに加えて有酸素運動も取り入れるとさらに高い効果が期待できます。
ふくらはぎを鍛えるためのおすすめ筋トレ①スタンディングカーフレイズ
仕事中、料理中、テレビやスマホを見ながらなど、ながら運動におすすめなのが「スタンディングカーフレイズ」です。
①足を肩幅に開く
②かかとをゆっくり上げる
③そのままの状態を1秒キープ
④ゆっくり下げる
⑤2~4の動作を繰り返す
※50回×3セットが目安
ふくらはぎを鍛えるためのおすすめ筋トレ②レッグランジ
ふくらはぎと一緒にヒップアップもできるのが「レッグランジ」です。
①足を肩幅に開く
②片足を一歩前に大きく出す
③太ももと床が並行になるまでゆっくり腰を落とす
④ゆっくり元の体制に戻る
※片足20回×3セットが目安
まとめ
ふくらはぎが細くならないのはなんでだろう?
その疑問を解消するためには、原因をしっかりとチェックすることが大切!
原因が分かったら、この記事でご紹介した対処法を実践してみてくださいね。
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